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今週はinquire Universityの「私からはじまる“リーダーシップ”〜人の可能性を開く『自分と他者の関わり』を考える」の最後のゲスト回でした。最後のゲストは、嘉村賢州さん。
賢州さんといえば、ティール組織やソース原理でも知られていますが、今回はそのあたりの話は最小限にして、個人の存在目的ともいえる「コール」をどう捉えるかという話をメインに。
「将来、変わるかもしれないが、少なくとも今はこれをやると良さそうだ」という端緒を掴み、いかに行動に移すか。何歳になってもこの発見と行動が重要になるのだと思います。
そうした姿勢を持ちながら、なにかのプロジェクトを始める際に大事なのは、「まず自分が応援すること」という話が印象的でした。
自分が形にしたいことへの思いが強ければ強いほど、「応援してほしい」ということが先行してしまうこともあります。そうではなく、まずは自分から誰かのプロジェクトを応援する。すると、自分のプロジェクトも応援してもらえるようになっていく。
こうして言葉にすると当たり前のように感じられることかもしれませんが、余裕がなくなってしまっていたり、自分が実現したいことばかりにとらわれてしまうと、当たり前のことでもできなくなってしまうもの。
自分だけでなく、他者の「コール」にも寄り添い、可能性を活かし合う活動を各所に育んでいくために、まず誰かの応援をすることを日常にしていきたいですね。
Update
今週はいくつかニュースを紹介しました。ゼブラ企業やB Corpについて知りたい人のための発信も増えてきています。
デサイロによる、人文・社会科学分野の研究者を助成するプログラムも。研究に取り組む人の方々の知は必要ですが、研究と社会との接点は非常に弱い。デサイロのような取り組みは後押ししていきたいものです。
今年の春にβ版をリリースしていた「PEER+」が新しい機能をリリースしていました。「自己効力感を育むには」という問いは、オルタナティブな組織を志向する人にとってはある程度共通するものではないでしょうか。
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