#77 LOVEDな会社
「やさしく、たのしく、すえながく」という経営哲学
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この週末は、アナグラム創業者の阿部 圭司さんの著書『経営メモ』を読んでいました。多々参考にしたい箇所があったのですが、マーケティングの章に「マーケティングとは態度を時間をかけて信頼に変えていく営み」という記載がありました。信頼されていった先にあるのが、「愛される」状態だといいます。
「愛される」という言葉で思い出したのは、「LOVED COMPANY」という概念です。これは経済産業省近畿経済産業局の調査プロジェクトを通じて言語化された概念で、一言で表現するなら「社員の幸せ」を最大の目的に据えた経営を実践している企業のことを指します。
社員の幸せにとどまらず、社員が自律的・主体的にいきいきと働き、それが結果として顧客や地域、社会全体への付加価値創出につながっていくという、これからの時代における「良質な雇用」や「いい会社」のモデルとして、LOVED COMPANYは位置づけられています。
人口が減少し、モノやコトが豊かになっている現代では、人をどう大切にし、選んでもらう理由をつくっていくかが重要です。選ばれるためには、変化し続ける環境のなかでは、どれだけ一貫した「態度」を保てるかが鍵になる。ここには、組織づくりとマーケティングに通底する部分がありそうです。
「愛される」ためのマーケティングや経営のための方法論や実践知は、探究していきたいテーマですね。
inquire / モリジュンヤ
Articles
月刊インクワイア
先週は、inquireの1ヶ月の取り組みをまとめた月刊インクワイアを公開しました。今月携わった記事や、イベントについてまとめています。
Information
こちらはイベント情報など、inquireからのお知らせを掲載するコーナーです。
Event
inquiring futures #2「自律する組織を問い直す」
ティール組織、ソース原理といった組織のあり方が広まる一方で、形骸化や理念先行の弊害も見え始めました。AIも組織の一員になりつつある今、改めて「自律する組織」はどうあるべきなのでしょうか。
ゲストには、山田裕嗣さん(令三社)と中村真広さん(ウィルネクスト)をお迎えします。自律する組織とは、そもそもどのような営みなのか。誰のための、何のためのものなのか。どのように構築し、どのように運営していくものなのか。参加者とともに問い直します。
日時:2026年6月25日(木)19:00〜21:30(開場 18:30)
会場:HOME WORK VILLAGE 209教室
参加費:2000円
NPO法人soar主催「人の可能性を開くチームとリーダーシップ」
6月29日(月)から、モリが理事として運営に参加しているNPO法人soarが開催する、全7回のオンライン講座「人の可能性を開くチームとリーダーシップ」にインクワイアとして協賛しています。
この講座では、関わる人たちの可能性がひらかれ、葛藤や変化を含んだプロセスのなかから創造が生まれていくような、チームとリーダーシップのあり方を探求していきます。
現代の「結果」を重視する組織では、葛藤や迷いが後回しにされがちですが、感情や衝動を置き去りにすると、チームは少しずつ閉じてしまいます。だからこそ、揺らぎを含んだ「プロセス」に目を向け、人が本来の力を発揮し、一人ひとりが自分の意思や願いから行動していくチームづくりを一緒に考えられたらと思います。
Circulate
今週から、購読者のみなさんからのお知らせを掲載するコーナーを設けることにしました。まずはイベントの開催のお知らせについて募集をしてみます。inquire Letterの読者に届けたいイベント情報があればぜひお送りください。
※掲載内容は確認のうえ判断させていただく場合があります。
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